2026-04

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夜の恐怖

終わるのかミスがなかったか忘れていることはないか責められることはないか不安が形を持つ体が硬くなっていく浅い呼吸足元が抜けそうだ足場のない、眠れない夜
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窓に映る顔

帰りの電車。窓に映る顔。どうした、何が言いたい。文句があるなら言ってみろ。なぜ、責められている?背伸びをして見える世界は、狭い。一度潜ってみたらいい。周りを見て、あくせくするより自分の中を覗いたらどうだ。窓に映る、顔が言った。揺れる電車。い...
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まだ、消えていない

バラバラと崩れていくとき、どこか比べていたことに気づく。雑談をしているとき、話したいことが何もないことに気づく。劣等感で消えそうな、帰り。じっと、手を見る。欠片を、握りしめる。目を閉じる。まだ、あたたかい。
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なにもない週末

報われた朝だ。深く、呼吸する。ただの、土曜日。世界の外側に、いるみたい。孤独は感じない。ただ、自分でいる。何をしよう。空気と、友だちになる。誰のことも、気にしない。部屋が、世界にかわる。いつも通りの太陽。わたしが、いる。
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金曜日

ようやく1週間。何もない週末。いつもの帰り道で、鏡をのぞく。無機質な顔がいた。時刻表通りの、電車みたいだった。
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反動

いつだったか、好きな作家が言っていた。「善を持つ人ほど、悪を持っているものだ」そうなら、いい。わたしの中には…
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トカゲの尻尾

自分がちぎれた日。痛みは、なかった。重かったので、そのまま置いてきた。まだ、動いている。知らんぷりをして通り過ぎた。きみが、拾えばいい。
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どこまで行ったら

沈みたい。深く。深く。気泡が遠のいていく…光が、途切れる。誰の手も、触れない。深く。深く。潜れば、自分に戻れるだろうか。
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透き通る、虹 ー夏の雨②

今でも、夕立が好きだ。子どもの頃、外遊びの途中で雨に打たれた。友人と、笑いながら叫んだ。濡れた身体を、母が迎える。笑い声が、広がる。虹が、透き通っている。雨の音は、変わらない。今でも、夕立が好きだ。
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夕立のダンス ー夏の雨①

子どもの頃、夏の夕立が好きだった。強い雨。雷の音。どんどん、自分の輪郭が薄くなっていく。わくわくしていた。雨が弾いて、生き物たちがざわめく。その音に、酔いしれていた。気づけば、ただ、そこにあった。音だけが、残っていた。ただ、生きていた。