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雨の音に紛れる

久しぶりに息をついた、台風の日。ぱちぱちとアスファルトを弾く雨の音に、わたしは身を隠す。目を閉じると、雨に紛れていく。ずぶ濡れになりながら、雨粒と踊ったあの日。雲の上に、太陽があることを確信していた。重い雲の向こうで、あの人はどうしているだ...
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自分になっていく

行きつくところ、絶望しかない。それでも、希望がないと生きられない。だから受け入れる。何度も、何度も。研ぎ澄まされていく。自分に、なっていく。
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ふたり ②

触れてみたいわたしとは違う内側に潜ってみたい深く深く…光が遠のく音のない底と、耳鳴り揺れる影、触れる指先その瞬間、泡になる溶けていく
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ふたり ①

触れてみたい自分とは違う内側に潜ってみたい深く深く視界が暗い底出会えるだろうかもう一人の自分に
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大学生の頃、教授が言っていた。「人の器は、死ぬまで変わらない」拒絶を感じた。どういう意味だろう。怖くて聞き返せなかった。今でもよく思い出す。その時ごとに、意味が変わる。不思議な暗号みたいに。変わらない私の器とは、何か。暗号が解けたとき、わた...
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悔しさについて

悔しさとはなにか。不当な扱い。抑圧。比較。罪もなく陥れられる…自分を大切にされないときに、感じる。行き場のない憤り。やり場のない感情。いつしか復讐という言葉に変わる。人は闇と繋がっている。
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2つの目

自分が居ないときがある。気づいたら、居ない。何をしたいのか、してほしいのか…寄り添ってほしいのか、違うのか…誰かの批判を、ふと感じる。言葉ではない、発する空気で感じる。わたしは、いたたまれなさと侮蔑を飲み込む。なのに何故1人では居られないん...
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課題

ただひたすら、生きるために課せられた課題をこなす。シンプルに生きたいだけ。なのに、周りはうるさい。勝手な装飾をしたがる。正義の顔をした、悪魔たち。君たちは、君たちの課題をこなせばいい。
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いろんな感情や思考に埋もれて、今自分が何をしたいのか、何を求めているのかすらわからなくなるときがある。誰にも、何にも関心が持てずただ感情の海を漂う。手元をのぞけば、情報が流れ込み、溺れる。感情、思考、要らない情報をかき分けて、なんとか余白を...
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自分のなかにある一貫したもの

ここまで詩を書いてきて、気づいたことを書いてみようと思います。そもそも普段、詩を書くということはありませんでした。ブログを始める際も、エッセイのようなものを書くつもりでした。しかし、いざ書き始めると、ふと、高校時代に書いた詩を思い出しました...