しずく

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初恋の味

夏の部活、汗を拭くきみ甘酸っぱい初恋の味ポ◯リ
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世界の愛おしさ

葉っぱたちがざわめく 葉の隙間から、風に揺られてこぼれ落ちてくる光の粒たち わたしは必死に漕いでいた自転車のハンドルを握りしめながら 思わず見上げた 今度は風が、わたしの頬を撫でる 光の粒と緑が透き通っていて 空まで届き […]

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白日

プールをひっくり返した様な空半袖をまくる夏の雲が反射したみたいな白いシャツあと少しで触れる距離に、君はいた横目で見ながら、友と笑うふと、扉の向こうを見渡した白昼夢かと思うほど、眩しい気が遠のいていく私たちはまだ、世界を知らなかった
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一人

どうして放っておいてくれないの。わたしの心なんてわかるわけないのに。誰も、わたしの領域に入らないで。一人でいたい。隣りにいないで。みんな、死ぬときは一人。
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青信号

せわしない朝。みんな足早に職場へと歩みを進める。 信号待ち、無表情な顔が立ち並ぶ。 ふと、不安げな顔がある。気持ちがわかる。 これから向かう世界では、自分を半分殺さなければならない。 昨夜の時間がよみがえる。 癒しと発光 […]

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冷蔵庫

夜中に扉を開いた瞬間感じる、謎の安心感。 ライトアップされた陳列棚に並べられた宝石のような野菜たち。 でもわたしが手に取るのは麦茶。 夏の始まり。

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チヂミ

お好み焼きと思いきや、違う。 日本人かと思いきや、違う。 似てるけど、違う。 でもどこか、通じ合う。 手の届く、パラレルワールドみたい。 どっちに転んでも、幸せ。

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昼のコンビニ

旅先で出会うコンビニの安心できること、この上ないツナマヨがあればそれでいい
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夜のコンビニ

ダイソンみたいな吸引力で次々に人を吸い込んでいく欲望に包まれてわたしは自ら塵になる青白いLEDに照らされた店員の顔は能面だななチキと引き換えに、お金を渡す感情のないやりとりスマイル0円より、心地良い
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再会

20年ぶりの再会。ホテルのランチビュッフェみんな少しだけくたびれている。それでも変わらない喋り方少しだけトーンの落ちたが、変わらない声。笑顔も同じ。自分にしかわからない数十年の苦しみや悲しみを味わいながらも、まだ高校生のわたしたちが、そこに...