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冷蔵庫

夜中に扉を開いた瞬間感じる、謎の安心感。 ライトアップされた陳列棚に並べられた宝石のような野菜たち。 でもわたしが手に取るのは麦茶。 夏の始まり。

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チヂミ

お好み焼きと思いきや、違う。 日本人かと思いきや、違う。 似てるけど、違う。 でもどこか、通じ合う。 手の届く、パラレルワールドみたい。 どっちに転んでも、幸せ。

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昼のコンビニ

旅先で出会うコンビニの安心できること、この上ないツナマヨがあればそれでいい
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夜のコンビニ

ダイソンみたいな吸引力で次々に人を吸い込んでいく欲望に包まれてわたしは自ら塵になる青白いLEDに照らされた店員の顔は能面だななチキと引き換えに、お金を渡す感情のないやりとりスマイル0円より、心地良い
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再会

20年ぶりの再会。ホテルのランチビュッフェみんな少しだけくたびれている。それでも変わらない喋り方少しだけトーンの落ちたが、変わらない声。笑顔も同じ。自分にしかわからない数十年の苦しみや悲しみを味わいながらも、まだ高校生のわたしたちが、そこに...
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石になる日

大切な人を苦しめた日自分を殴っているみたいで不思議だ痛みは感じない血の味のする唾を吐き捨てるわたしは、それでいい
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平凡なんてどこにある

平凡てなんだみんな同じ顔で生きているわけじゃない苦しみ、もがいてその先にある自分を信じる平凡てなんだ誤魔化さないでちゃんと見て私だけの痛み誰かとわかりあえないその先で私は、私になる平凡なんて、どこにもない
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乾き

特に話したいことがある訳じゃない。それでもお喋りをしたい日。お互い何かを埋めるように話す。装っても、上がりきらない口角。電車の窓に映る顔。ミイラみたいだ。
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死ぬまで書こうと思って、書けない日

推しの動画を観て、救いを求めた。少しは、逃げたい日もある。笑って、泣いて、叫ぶ推し。尊い。
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何も言わないテレビ

好き放題喋り散らかしていたお前がようやく口を閉じた。わたしはやっと、頭痛から解放される。君の話をわたしが喜ぶと思った?どうせなら、もっと品よく居て欲しい。喋らない君が、一番素敵だ。