砂漠に立つ


遠くに蜃気楼が広がる


ミイラが横たわっている

わたしは抜け殻みたいに力が入らない


目眩なのか 無気力なのか

思考が回らない

この手も 足も わたしのものなのだろうか


砂の山は果てしなく続く

隠れる場所もない


砂を握りしめる

熱い砂が 手からこぼれ落ちていく


このまま 空を見ていれば

わたしも砂になれるだろうか


砂嵐が舞う

熱風が纏わりつく


ミイラが雄叫びを上げていた

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