海底

わたしは海中にいる。

空気が海面に上がっていく。

サラサラと泡が流れる。

無数の光が差し込み

魚たちが泳ぐ。

水温は少しだけ低く、わたしを撫でる。


小さな魚が近づいた。

胴体を横切る青いラインが、
光を浴びて透き通っている。


魚に誘われるまま、海底へ沈んでいく。


何も聞こえない世界で、
わたしは海に溶け込んだ。


目を開くと、
ゆらゆらと波間に甦る。

電車の窓。

電話を握る手。

PCに浮かぶ文字たち。


わたしはいつも、ここにくる。

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